Archive
photo

先の見えない夢を見たよ

ひとが 群れの 順序を乱して

拒絶が始まる 丸めた薬指の 先端

止まらない闘志の 粉雪に

苦労だけが 歪んで 黄色い 円を描く

意味を収めた 解体のポリフォニー

 

一瞬の隙をみて

グラウがやってくる

意外なことばかりしているなという印象だ

専用の毛布に包んで三途の川を渡っている

洗剤に見る目がないなんて分かりきっていたことだろう

死にたい、ブルーバックの、牛になりたい

常識の範囲内で魔法が使える

が、 まだ、 分かって ない

簡単な告白をされた、あまりにも質素

少子化への対策、洗剤

カーボン紙、油のしみ、 さえ も

上京したての恋人

饒舌な渡り鳥

近代の果実

だけど、実はこれビニール素材なんです

たった3分で議論が深まった

あなたのおかげだ

と き ど き ど こ か で

飽きるほど政治化されていない

夢を食べるほど暇ではない

真っ暗な空を見上げることなんてしない

アプリケーションが錆びた音をたてない

意識的な共感覚などない

消防訓練でいたずらしない

高尚な山手線なんてない

体育館で日記を書かない

仕様が定まるまで誰も手を付けない

反対車線を見ながら山を登らない

来週時間をみて連絡しない

持病が萎縮したり謳歌したりしない

路地裏には嘘がない

スマートウォッチが動かない

抵抗なくストローの紙を捨てない

君たちは行動を慎まない

理論上そのような奇跡はない

だがさいわいなことに

こうして、そして、

ゆらがぬ、しんねんを、

りねんに、もとづき、

していない