Archive
写真

飽きるほど政治化されていない

夢を食べるほど暇ではない

真っ暗な空を見上げることなんてしない

アプリケーションが錆びた音をたてない

意識的な共感覚などない

消防訓練でいたずらしない

高尚な山手線なんてない

体育館で日記を書かない

仕様が定まるまで誰も手を付けない

反対車線を見ながら山を登らない

来週時間をみて連絡しない

持病が萎縮したり謳歌したりしない

路地裏には嘘がない

スマートウォッチが動かない

抵抗なくストローの紙を捨てない

君たちは行動を慎まない

理論上そのような奇跡はない

だがさいわいなことに

こうして、そして、

ゆらがぬ、しんねんを、

りねんに、もとづき、

していない

170427

さらば

夢よ、さらば

岸の向こう側に送る、弱々しい、手旗信号ではあるが

それでも、私は、ひとときでも、この中に居た

とうとき、または、にくき、偉大な教授

何よりも意思が強い、それを鳥に与えたい

覚えていないだけの小さな、小さな、無意味のはじまり

地面(ちめん)の肌理を数える

空(くう)を、つかみ、すてる

忘れたし、もう、覚えてない

存在として闇に向かう、後ろ姿だけで、それはそれは

とてもよく私に似ているそれは

埃と、埃の、すき間に、現れたりなんかする

これからもきっと、そうでしょう?

背が高い、あるいは、死が近い

それだけのことなのだからとさわやかな姿は

未知よ、さらば

さらば

170207_1

 

 

真実が事実なら 事実が真実と 言えるだろうか

 

 

170207_2

 

機械の見る夢は 小さな動きが少しずつ 人と違っていた

 

 

170207_3

 

最小限 与えられる 最大の値を 求めよ

 

170207_4

 

あなたが大きくなる頃には あなたの意思が 簡単にあなたを越える

 

170207_5

 

 

光だけが小さくなるのだ

170131

闇の中で無理をするお米

わあああああ、と暴れている

光の中で背筋を伸ばすピーマン

ぐぐううっと、自分の青臭さも知らずに

時の中で腐敗を横取りするオレンジ

がるるっっと、まわりながら

紙の中に居すぎて移動先を知らないチョーク

ごとごと揺れる車が、誰の運転かもよく見えない

昨日まで一緒に居たきれいな星

ぱらっと、2つに割れた

想像を絶するほどそれが

カロリーメイトみたいだったりもする

161129

向こうに行くまでに少しは大人になれるかな

先端で泳ぐイルカのようになれるかな

素足の暮らしに慣れることができるかな

昨日の夜見た夢は調子の狂うものだったな

聴診器の冷たさだけはよく覚えているな

あの未来人の言葉は本当だったのかな

 

送信ボタンを押す指ににじむ汗

 

私の選んだ道は

いつまで僕を歩かせることを

許すかな